リアクション柏テコンドーでは、道場生たちが今日の府中市大会や、11月に控えた越谷市大会に向けて練習を積んでいます。
ところで、皆さんはテコンドーの試合ってどんな競技があるのかご存知でしょうか?
なかなか
「なんとなく蹴ってるイメージはあるけど言われてみると良く知らない」
という人のために、今回は、試合で行われる競技とそのルールについてご紹介します!
1. 型(トゥル)
まず一つ目、型(トゥル)は、テコンドーの技を決められた順序で行う「演武競技」です。
白帯(10級)から黒帯(初段以上)まで、各段、級に応じた課題が設定されており、
その中から審判が指定して演武する場合(基本的には指定が多いです。)と、
自分が選択して演武する場合(大会の決勝や全国大会は選択と指定両方やります)が
あります。
勝敗の決め方としては、
①Technical Contents:規定 課題規定及び各動作の正確性
②Power:力 反動を利用し,集約させた力
③Breath Control:呼吸調整 各動作に適した正しい呼吸法
④Rhythm:リズム 動作間および動作規定上のリズム
⑤Balance:バランス 動作の安定と平衡
これらの要素を5人(大会によっては3人)の審判が総合的に採点し、2人のうちどちらが優れているか勝敗を判定します。
個人戦のほか、団体での演武もあり、上記の要素に加えてチームワークの要素が加わり、
メンバーの息が合っているかというのも採点基準となってきます。
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2. 組手(マッソギ)
マッソギは、対戦相手との実践形式の競技です。基本的にテコンドーというとこちらをイメージする人が多いかな?
手足にグローブと、頭にヘッドガードをつけて行います。※女性やベテランは胴にプロテクターも
空手やボクシングのような一本(KOノックアウト)はなく、どこに何発有効打が当たったかのポイント制で勝敗を決する「ライトコンタクト制」を取っています。
ポイントは当てる場所や蹴り技、跳び蹴りかどうかで違いがあり、
中段の回し蹴りは1P、上段なら2P、
跳んで中段なら2P、跳んで上段なら3P
360°回れば4P
というように、難易度の高い技ほどポイントが高くなっており、
よりアクロバティックな攻防が求められるルールとなっています。
また、特徴的なルールとしてはやはり蹴り技を生かすというところで、
・帯より下を蹴ると反則(ローキックなし)
・背中を蹴ると反則
・パンチはストレートのみ(フック、アッパーなし)
などがあげられます。
攻撃と防御のバランス、正確な技の運用が評価され、
スピードと思考力が問われる競技性となっています。
3. スペシャルテクニック**
この競技では、高い位置に設置された的に飛び蹴りを当てる技術を競います。
空中での体のコントロールやバランスが求められ、華やかなパフォーマンスが魅力の一つです。 なかなかほかの格闘技にはない独特な競技ですね!
番外編:パワーブレイキング・チームルーティン
ここからは、現在日本国内の大会ではあまり行われていないけど過去に行われていたり、世界大会などでは行われている競技を紹介します。
パワーブレイキング
厚い板を何枚割ることができるかを競う。どちらかというとスピードや軽やかさがイメージされるテコンドーですが、実は昇級審査でもかなり重視されるのが一撃の重さだったりもします。技の正確さとパワーが試される迫力ある競技です。
チームルーティンは、複数人で決まった演武を行う競技です。イメージはアクション映画の殺陣みたいな感じです。結構演武ではよく行われており、私もやったことがあります。
試合への挑戦:技術を高める絶好の機会
社会人が試合に出場するのは大変なことですが、自分の実力を知り、技術を向上させる絶好のチャンスでもあります!日々の練習で得た成果を試合で試し、目標に向かって成長する姿は、自己の成長に繋がります。
試合に興味がある方は、ぜひ次の大会に挑戦してみてください💪
次回の練習でお会いできるのを楽しみにしています
📅 **練習日時**
毎週火曜日 20:10~21:30(自主練は~22:00まで)
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