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【深堀コラム】ラーニングゾーンに身を置こう!~新しい挑戦が成長のカギ~

更新日:10月20日

こんにちは!今回は少し趣向を変えて心理学的な話を絡めて、自己成長の話をしてみたいと思います。


テーマは「コンフォートゾーン」「ラーニングゾーン」「デンジャーゾーン」。これら3つのゾーンの概念を理解することで、日々の練習や人生における自己成長の糸口が見えてくるかもしれません。

実際私自身はこの考え方をベースに、少しずつ自分を成長させていこうと実践し、

生徒たちに対する指導でもこの考えを生かしています。



コンフォートゾーンとは?


「コンフォートゾーン」とは、私たちが日常的に感じる「快適で安心できる」領域のことです。このゾーンにいる間は、心も体もリラックスでき、特にストレスを感じることなく過ごせます。


 例えば、家族や仲の良い友達と過ごす時間、長く勤めやり慣れた昨日と同じ仕事など。

安心できるなわばりのようなもので、失敗のリスクや不安も少なく、落ち着いて過ごすことができるゾーンです。

とても大事な自分の基盤ですし、このゾーンが充実していないと、常に不安や恐怖にさらされてしまうことになります。


 ただ、このコンフォートゾーン。長く居すぎると、成長が停滞してしまうという欠点もあります。

 なぜなら、人が成長する、新しいことを学ぶためには多少の不安や挑戦が必要だからです。要は、同じことばかりを繰り返していると、そこでの成長は止まってしまうということです。コンフォートゾーンから勇気を出して一歩踏み出すことが大切になります。


ラーニングゾーンへの一歩


 コンフォートゾーンの外側にある「ラーニングゾーン」。これは、コンフォートゾーンを一歩抜け出して、新しい挑戦をする領域です。仕事なら今までやっていたやり方だけでなく、新しいやり方を取り入れてみることや、今までやっていなかった仕事に挑戦してみること、やっていなかった筋トレを始めてみるとか、新しい技に挑戦してみる、イベントに参加して初対面の人たちと話す…そんな今までとは違う新しい一歩を踏み出すことがラーニングゾーンに飛び込む行動です。


 新しいことにチャレンジすることは失敗するリスクもあり、どうなるかわからない不安など、精神的に負担がかかります。

 けれど勇気を出してチャレンジすることで、人はワクワクするような新鮮な気持ちや、

新しいことができるようになる達成感を味わうことができます。


 ラーニングゾーンに身を置くことは、脳にとって大きな刺激となり、その結果ドーパミンという「やる気ホルモン」が分泌されます。ドーパミンは、新しい挑戦をすることで感じる達成感や喜びと密接に関係しており、これが私たちのモチベーションを高め、充実感をもたらしてくれます。


 例えば、いつもと違うことを学んだり、新しいスキルに挑戦すると、脳は「成長している」と感じ、その喜びがドーパミンとして現れます。ラーニングゾーンでの挑戦が成功すると、それがまた次の挑戦へとつながり、成長のサイクルを促進。ドーパミンが豊かに分泌されることで、日々の生活にやりがいを感じ、自己肯定感や幸福感が高まり、生活全体の豊かさにつながるのです。


デンジャーゾーンとは?


ここで一つ注意が必要なのが「デンジャーゾーン」です。これは、挑戦しすぎて心身がパンクしてしまう領域のこと。過度なプレッシャーを感じたり、ストレスが限界を超えたりすると、ラーニングゾーンではなくデンジャーゾーンに突入してしまいます。


例えば、筋トレに挑戦しよう!とはじめた人がいきなり100kgのバーベルを持ち上げようとしてもうまくいかないし、最悪けがをします。


これは極端な例ですが、新しいことに挑戦しよう!とたくさんのものに手を出しすぎたり、時間や体力をかけすぎてしまうということは、まじめでやる気のある人ほどやりがちなことなので注意が必要です。


さきほどコンフォートゾーンでも述べたように、大切なのは安心できる土台、そのうえで無理のない範囲で挑戦していくことが大切です。


ラーニングゾーンに身を置くには?


では、ラーニングゾーンに身を置くためには具体的にどうすればよいでしょうか?


それは、やりたいこと、目標に対して、「ちょい難」くらいの挑戦をするのが大切です。

今の自分の実力や体力、気力のリソースに対して、ちょっとだけ難しい課題。

それが「ちょい難」です。


運動習慣をつけようと思っていきなり毎日ランニング、筋トレをバリバリやるのではなく、

まずは週1~2回のストレッチや軽い筋トレを習慣にしてみるといった感じですね。


また、イベントに参加して初対面の人と話す、というのもラーニングゾーンに飛び込む良い方法。人見知りだったり、慣れていない環境でのコミュニケーションが苦手な人も多いかもしれませんが、あえてその「不安」を受け入れて、新しい出会いや経験を楽しむことが、自己成長に大きな影響を与えることがあります。


私自身もラーニングゾーンに身を置くために、月に何回かはオンラインでの研修会に参加して外部の先生と情報交換や教育実践の交流をしてみたり、家事育児の合間に筋トレは毎週2回ほど時間を取るようにしたりしています。

これが私にとって無理のないラーニングゾーンということなんですね。

さすがに若い頃の選手時代のように週に何回も道場に通い、毎日練習するというのは

今の生活だとデンジャーゾーンです💦


指導者として仕事に家事に、それぞれの生活のある大人の方々を指導する際にも、

その人にとってのラーニングゾーンがどのあたりかは考えながらアドバイスをしようと

心掛けています。


無理せず続けることこそが自己成長し人生を豊かにするために大切だと思います。

是非皆さんも自分なりの「ラーニングゾーン」を見つけて成長していってください!

きっと今よりワクワクとした豊かな人生が待っています😊


ちなみに今回の考え方は樺沢紫苑(著)「精神科医が見つけた3つの幸福」の内容を

もとに書かれています。詳しく知りたい方はこちらのリンクからどうぞ👇













テコンドーでラーニングゾーンに挑戦!


最後に、ラーニングゾーンに身を置くための一つの方法として「テコンドーを始めてみる」のはいかがでしょうか?テコンドーは、単なる運動や技術習得にとどまらず、自分の心や身体を鍛え、挑戦し続けることが求められる武道です。最初は不安や緊張を感じるかもしれませんが、それこそがラーニングゾーンに踏み込んでいる証拠です!


実際、初心者の方でもテコンドーを通して新しいスキルや技術を習得しながら、自分の限界を少しずつ広げていくことができます。筋力トレーニングや柔軟性を高めるだけでなく、対人練習や組手を通して、相手と向き合いながら自分の力を発揮する力がついていきます。


他の格闘技や武道に比べて全身運動のわりに負荷はそれほど強くなく、

女性や年配の方も楽しんで練習に通ってくれています。


いろいろな年齢層やお仕事の人が集まって練習するので、いろんな人と知り合えるという

コミュニティ的な面もあり、それもまた単なる技術習得だけでない自己成長のきっかけにできると思います。


ぜひ、リアクション柏テコンドーでラーニングゾーンに一歩踏み出してみませんか?

今なら秋の入会キャンペーン(10月1日~10月31日まで)も実施中です。

詳しくはこちらのリンクから👇



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今回は「コンフォートゾーン」「ラーニングゾーン」「デンジャーゾーン」について解説してみました。皆さんも、ぜひ自分のコンフォートゾーンから一歩抜け出して、新しい挑戦を楽しんでみてください。今週も最後まで読んでいただき、ありがとうございます!


次回も、さらに深堀した内容でお届けしますので、お楽しみに!

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